東京へ1泊2日で行ってきました。
上の墨田長屋というゲストハウスに宿泊してきました。
以前なら、「何か面白いものを仕入れたい」という目的がはっきりしていましたので
食事や宿泊なんてなんでもいい、安ければ安いほうがいい、といった感じで。
目的地に近い、安い場所に泊まるだけでしたが。
今回は、ゲストハウスに泊まる、という選択。
その時点で、仕入れが目的ではない出張を認めてしまっている。
いろんなゲストハウスがあるんだろうけど、今回、私にとって<当たり>でした。
墨田長屋、の場所は、大都会東京って場所にはなくて、
少し昔っぽさが残っている、開発が進んでいない、鹿児島市でいうところの「荒田」かな?
たしか、山手線に乗ってて、行き過ぎて、戻ったりしながらなんとか京成曳舟駅(←読めない)に辿り着き、
駅から歩いて10分ちょっとだったか、その墨田長屋へ向かう途中の町の様子が印象的だった。
ちょっと昔の風景が残っていた。
なんか、全然知らない町を歩くのが好きで。
狭い路地があったり、ぐにゃぐにゃに曲がった道路があったり。
道路の幅も狭かったりして、古い建物と新しい家々が混在してて、
羨ましかったし、驚きだったのは、
肉屋、八百屋、魚屋、果物屋、花屋、美容室にタバコ店などの個人商店が
今も町の中で生きているところ。
ちょうど良いサイズで、生きてる。稼働してる。また明日もやってきそう、感。
まだ居酒屋やスナックは準備中で、開店はもう少しってくらいの薄暗い時間帯に歩いたけど、
お母さんが仕事がえりにママチャリで肉屋でコロッケを買って、晩御飯のおかずにしてたり。
魚屋の脇にノラ猫が本当にいたり。
3〜4人の小学生が仲良さげに下校してたり、一人自転車で下校するセーラー服の女の子がいたり。
果物屋のおばあちゃん店主と、お客さんのおばあちゃんが話が尽きなそうな感じだったり。
町が大きくならずに、一人一人を必要として、生きている感じがして、羨ましかった。
あっちの方に行けば商店街になってて、もっと入って行きたかったけど。
歩き疲れて目的地しか目指せない残念っぷり。
とても疲れてはいたけど、いい気持ちになりながら、宿を目指した。
もうここでほぼ満足してしまっていたかもしれない。
目的地に着いた。最初、通り過ぎてしまった。シャッターが降りていて気づかなかった。
リノベーションした建物と、ネットで見ていたけど、外観は昔のままのような、
やり過ぎていない、ちょうどいい感じ。だと思った。
古い引き戸を開けると、甘い香りに包まれた。
女性が二人。そこで週末のイベント用のお菓子を用意しているそうで。
一人は焼菓子屋さん、一人は宿のオーナー。
ここの1Fスペースは焼菓子屋さんと共同で使用しているスペースのようで。
コンクリート土間にシンプルな作りでして、私の好物でした。
一通り説明を受けまして、2階の部屋へと案内をされ。
2階に上がる階段もおもしろくて、あ、写真ない。
その前に、長くなりましたので、次回に続きます。
読んでいただきありがとうございます。
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