島根県、石見銀山の町の他郷阿部家に泊まったよ。

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お出かけ

研修旅行2日目。

萩から走って3時間、今回の旅の一番の目的は他郷阿部家に泊まること。

他郷阿部家は島根県、石見銀山にあります。

出雲空港からもとおく、アクセスがいいとはいえない場所です。

群言堂の本を読んで松葉登美さんの考え方、生き方に共感し、

必ず行かないと行けない場所だと思っていた場所でした。

先日のNHKサキドリで紹介されていたのでご存知の方も多いかもしれません。

石見銀山の代官所周辺は700メートルぐらいの一本道に

ずら〜とオレンジ色の屋根の古い屋敷の町並みがならんでいます。

お土産品店がならぶのではなく

その建物が文化財として保存博物館化されているのではなく

その屋敷に住民の方達が毎日生活されています。

もちろん文化財として公開して展示している建物もありますが、

そのお屋敷のおくどさんで小学生が社会科学習の調理を行うとのこと。

文化財で火を実際につかって体験させる場所は日本でも数少ないそうです。

生きている町なんだな〜とところどころで感じます。

この小さな区間に存在するお寺も神社も立派。

昔とても栄えていたのを感じさせる手の込んだ装飾に圧倒されました。

天井絵も襖も瓦も鏝絵も彫刻も。

一日では見て回れない程の文化的な建物が残っています。

阿部家の夕食は宿泊者が一緒にお食事を頂きます。

オーナーの大吉さん、登美さんご夫妻が揃うのはなかなかないそうで

とても幸運なことでした。

偶然にも鹿児島のしょうぶ学園の園長ご夫妻も同じ日にご宿泊。

あこがれのご夫妻二組を前にしてみんな緊張。

夜中1時までお酒を飲みながらご一緒させて頂きました。

おくどさんの大きなかまどで炊いたごはんのおむすび、

お布団の中のあったかいゆたんぽ、

お手洗いが遠くて寒いけど、

その寒さが温かさのありがたみを感じさせてくれること。

四季の野草をつんで、お料理で季節を感じること。

ろうそくの灯りで入るお風呂。

今は無くなってしまったあたりまえにあった贅沢で豊かな生活を体感することができました。

大吉さん、登美さんの言葉一つ一つがずっしり重くて、

本の名言を読んでもらっているような心地でした。

NHKサキドリでも大吉さんがおっしゃっていた

「金を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上」

この言葉通り一番は人を育てること、人を残すことを

一番に考えている方なのだと思いました。

哲学的で芯が一本とおっているお二人の言葉は

帰って来た今でも頭の中をぐるぐるまわっています。

建物、歴史、モノすべてに感動したのですが、

それが全部無くなったとしてもこのお二人だからこそ人がついてくる、

この空間が作れたのだな。

阿部家での夜は興奮して寝られずに頂いた言葉を忘れないように、

夫と二人で反芻して、確認して、納得して、これからを考える夜。

興奮して眠れずに5時に目が覚めてお手洗いへ行くと

トイレットペーパーの包装紙としてつかわれていた群言堂の新聞記事が目に入りました。

昨年から心のもやもやの答えが分かるかも

この続きが気になって気になって、

朝ご飯をご用意してくださった登美さんにお願いしてその時の「徒然四法山新聞」をごお用意して頂きました。

ここに続きは掲載しませんが、

この旅で出会った人のおかげでこのもやもやは解決しました。

何かをするときに自分が納得する言い訳がしっかりあること。

これだけで未来が明るくなります。

たった一日だけのことだけど、ここで得たものは一生忘れられない学びです。

他郷阿部家

みなさんにも体験して頂けたら嬉しいです。とても素晴らしい場所でした。

 

 

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